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2013年8月 9日 金曜日

漢方外来

■西洋医学と漢方診療の違い
私を含め多くの医者が現代の西洋医学を中心に診療をしています。それは科学的根拠に基付いた医療のスタイルですが、いいかえれば科学的な客観的なデータの改善の結果、なになにの薬品がいいという証拠になっていますし、それはすごく重要なことです。

しかしながら同じ病態でも、または疾患が無くても人それぞれ困った症状があると、一律に西洋医学的な線引きだけでは患者さんのためになりません。

そこで漢方は体質(証と言います)に併せた処方で困った症状を取り除くのが最大の目的です。

西洋医学は患者さんの訴えに対して検査をして疾患の有無を調べる医療です、東洋医学は患者さんの訴えに対してそれを治す医療と位置付けています。つまり両医学のそれぞれいい面の協調で困っている症状を治していくということが重要だと感じています。

漢方は、西洋医学とはまったく異なる医療です。科学的な根拠というよりもすべてが経験に基づいており、実地に根ざした医療として成立しています。
薬の処方についても、西洋医学に比較すれば科学的に立証された根拠は少ないですが、代わりに悠久の歴史と経験則に基づいた、膨大な統計学的観点から絞り込まれた処方になっているのです。

■当院の漢方内科治療
診療において当院は、漢方、西洋医学のどちらかにこだわっているわけではありません。それぞれ長所と短所、メリットとデメリットがあるのですから、患者様ごとに適合するほうを使う、あるいは双方のメリットを織り交ぜて診療しています。それが正しく、かつ合理的であると考えます。

当院では早期発見、早期治療を原則として、そのために西洋医学のレントゲン検査、超音波検査、内視鏡検査などを使用し、また漢方治療によって体質、症状から考えて薬を処方して改善を期待するといようにお互いの長所を織り交ぜながら医療を行なってまいります。

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投稿者 二子玉川メディカルクリニック