2017年4月16日 日曜日

C型慢性肝炎診断の流れとは

健康診断などで持続する肝機能障害がある場合、C型慢性肝炎を疑い、HCV抗体検査を行います。このHCV抗体陽性の場合、ウイルスの感染が現在も持続しているかどうかをウイルスの直接検査であるHCV RNAの測定により判定します。HCV RNAが陽性でウイルスの感染が持続していると判定した場合は、更にウイルス量と遺伝子型、または血清型を測定します。これはウイルスの型の違いによりインターフェロン等の薬の効果が違うからです。またHCV抗体が陽性で、HCV RNA陰性の場合は、肝炎が治癒し、ウイルスは
排除されたと考えられます。また肝炎の進行度の評価として肝線維化の進展度の判定が重要です。慢性肝炎と肝硬変の識別には判別式が用いられます。慢性肝炎内での線維化の進展度の判定には血小板がとくに有効です。画像診断としてのフィブロスキャンによる肝硬度の測定も判定に有用とされています。


投稿者 二子玉川メディカルクリニック